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2011年04月10日

森昌子、涙の避難所ライブ「歌を届ける」

 歌手の森昌子(52)が9日、東日本大震災の被災者が暮らす宮城県名取市の避難所を訪問し、慰問ライブを行った。2カ所で代表曲「おかあさん」や「せんせい」など12曲を絶唱し、涙をみせるシーンも。歌の最中に余震に見舞われる不安定な状況の中だったが、「被災者の方が疲れている心や体を少しでも癒していただければ」と、被災地に希望の歌声を届けた。

 「昌子ちゃん、ありがとう!」

 被災者約200人を前にした慰問ライブ。宮城県名取市の市立館腰(たてごし)小体育館は、森の熱唱に拍手と歓声が沸いた。森も「拍手一つひとつがとてもうれしかった。皆さんと過ごした時間はきっと一生忘れません」と、感慨深げな表情だ。

 「皆さんと一緒に歌いたい歌があった」。そんな思いから、「夕焼小焼」など誰もが知る童謡を多くラインアップ。合間のトークでは被災者の心を和ませた。

 「春は出会いと別れの季節。思えば私も皆さんと同じように色々なことがありました。6年前にも別れを経験しました」と、前夫の森進一(63)との離婚話を持ち出した。「でも、いつも見守ってくれる人がいました。時には遠くから。時には側にいて。皆さんもきっと立ち上がれます」とエールを送った。

 先週、親交のある民主党議員から要請を受けて現地入りを決意。直前の7日深夜には宮城県沖で最大震度6強の余震が発生したが、「私は歌い手。身ひとつで歌を届ける」と、気持ちはブレなかった。9日正午前に山形空港に到着し、車で約53キロ離れた同地へ。

 翌10日の埼玉県所沢市での公演のため、9日中に帰京する強行軍。ライブ後は退場を促すスタッフの制止を振り切って、被災者一人ひとりと握手して声を掛けて回った。

 その後、約6キロ離れた名取市立高舘(たかだて)小体育館でもライブを行った。親子の親愛の情を歌った自作曲「子供たちの桜」を歌っている最中、最前列に座る高齢女性が感涙し、それを見た森もせきを切ったようにボロボロと涙を流した。

 さらに余震とみられる揺れに見舞われ緊張感が走る一幕も。それでも最後まで歌いきり、「もうちょっと。もう少しです。がんばってください」と励ました。

 思いを乗せた歌声の余韻が、被災地を癒すように広がった。

<サンケイスポーツより>

被災した方々はまだまだ大変ですね。
でもこうした気遣いはどんどんやって欲しいです。
今必要なものは何かなと考えます。
洗顔とかちゃんと出来ているのかな。
私はディープエフェクトクリアウォッシュを使ってみようかと思ったけれどちょっと不謹慎?
それとも復興の為?


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Posted by merry at 22:31 │ニュース